道は開ける
デール カーネギーの著書である「道は開ける」
ご存知の方も多いかと思います。
この内容についてではなく、タイトルについて・・・
2050年の日本の未来を明るくする!
コレカラプロジェクトのchiecoです。
道は開ける
1948年にアメリカで発売され、1,500万部を超えるベストセラー。
日本だけでも200万部を超える、いわゆる自己啓発書である
「道は開ける」
この「道は開ける」の原題は
≪How to Stop Worrying and Start Living≫
Google翻訳で直訳したら
≪心配することを止め、生活を始める方法≫
もし、このベストセラーである「道は開ける」が
「心配することを止め、生活を始める方法」というタイトルだったら、
果たして日本で200万分以上も売れたでしょうか?
日本人は道が好き?
道といっても道路ではないです。
日本古来から伝わるもので、道が付くものって多いですよね。
剣道
柔道
華道
茶道
太陽だってお天道様、道なのです。
日本人の古来からの考え方で、人生とは道であると捉えていたと考えられます
(これについては改めて考察します)
生きる上で様々な技を習得する学びの道で、自分の人生の道を広く豊かにし、その先を目指す。
それでも、悩んだり困難にぶつかったりもします。
どんどん細くなっていく道に不安を覚えた、そんなあなたに「道は開ける」なのです
一方、西洋的な感覚で行くと、おそらく「open the road」よりも
「open the door(扉は開ける)」の方がしっくりくるのかもしれません。
しかし原題は「How to Stop Worrying and Start Living」
イメージよりも、直接的に何の本かわかる方が喜ばれるのでしょう
文化がそもそも違う
もし、日本で「心配することを止め、生活を始める方法」というタイトルだったら、おそらく200万部以上のベストセラーにはならなかったでしょう。
生きているうえで困難にぶつかることもたくさんあり、それは日本人だろうとアメリカ人だろうと同じです。
ただ、困難に対するとらえ方、人生に対するとらえ方、それまで培われてきた文明や歴史の違いが、響く言葉の差を生み出すのです。
それは日本国内でも言えることで、
昨日・一昨日と福岡の話をブログの記事としましたが、
日本の中でも方言が違うように、郷土ごとの考え方などが異なります。
例えば、「大行列のお店、福岡登場!!」などでは、最初のうちはお祭り好きのミーハータイプなので福岡でも行列が出来るかもしれませんが、基本的に並ぶことが大嫌いなので、そのうち他のお店に流れてしまいます。
「ほかの地域で流行ってるんだから、同じようにしたらいい」というのは大きな間違いです。
特にビジネスの世界では、売れる前に「受け入れて貰えるか」がカギとなるのではないでしょうか?
押し付けではなく、本当にそのお客様の事を思って商品・サービスを提供するためには、やはりそのお客様の事を良く知る必要があると思います。
むしろよく知らなければ、本当にお客様にとって良いものかもわかりません。
お客様を知るという事は、意見を聞くだけではなく、その地域の事を知るという事も重要なのかもしれません。
世の中にはいろんなもったいないポイントがあります。
もったいない を活用して、ビジネスチャンスを広げる。
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