続・PTAって何のため?(ベルマークの仕組み)
2050年の日本の未来を明るくする!!
コレカラプロジェクトのchiecoです。
昨日の投稿、PTAって何のため??の投稿にfacebookでかなりの反響がありました。
PTAの現在の問題点を改めて整理します。
ボランティア前提で、参加する役員の時間に対する労力に対して考慮されていない
特にベルマークの集計など、労力のわりに貢献度の低い任務が当然のようになされている
疑問を抱いても言い出しにくい環境及び同じ温度で動く人が少ない事で周りへの負担が懸念される
改革の必要性を感じている人は多いが、仕事との兼ね合いでそこまで対応が出来ない
問題点は多々ありますが、だからと言って疑問を抱いているのに改革をする必要がないという訳ではないと思います。
ただ、私には正直昨年位から菊池桃子議員がPTAについて論じていたのが他人事に映っていました。
当事者にならないと全貌が見えないのです。
改めてPTAについていろいろとリサーチしてみました。
公益社団法人日本PTA全国協議会という全国組織である
各地域のブロック長が決まっていたり全国会議が行われている規模の大きな団体である。
ただ、現状ネットリサーチだけではまだ理解できるほどの情報が無いため、息子の学校生活を通しPTAについて情報を得ていきたいと思います。
ベルマークについてもまだリサーチ途中ですが、現状の運営体制を見ると改善をすることによりぐっと効率的になる、もしくはベルマークに代わる新しい貢献の仕組みを立ち上げて改善を図る必要を感じました。
ちなみに、現状のベルマークの運用としては
≪学校・PTA側≫
・ベルマークのポイントをストックし、財団に申請しポイントをストック(貯金)できる
・必要ポイントがたまったら、備品など必要な商品と交換(購入)できる
・備品と交換(購入)した場合、へき地の学校への援助資金として1割がベルマーク財団にストックされ、社会貢献として役立つ
≪企業側≫
・協賛企業と協力企業、二つの参画の仕方がある
【協賛企業】
・協賛企業はPR費用として年間225万円、寄付金として30万円(加入4年目以降は10万円)、整理袋の制作・発送費として約30万円の固定費及びベルマーク1点につき1.27円の変動費が発生する。
トータル固定費285万円/年+変動費(枚数×1.27円)
また、加入時には保証金として350万円が必要(脱退時に返却される)
以上のお金をベルマーク財団に収めることにより、商品にベルマークをつけることが出来る。
・協賛企業のメリットとしては大きく二つ
1、参加していることにより社会貢献できる(また貢献をアピールできる)
2、購入する消費者に対して選ぶ理由の一つを提示できる
(どうせ買うならベルマーク付きを選ぼうとする保護者の心理)
【協力企業】
・協力企業はベルマークでたまったポイントで購入することが出来る教育関連設備を販売している会社が対象となる
・協力金として固定費100万円/年、変動費として売り上げの1.5%をベルマーク財団に収める必要がある
・協力企業のメリットは
1、参加していることにより社会貢献できる(また貢献をアピールできる)
2、ベルマーク財団が発行する「お買い物ガイド」に情報を掲載してもらう事により販路が拡大される
良くできた仕組みですが、1960年に設立され57年という年月が経っており、現状のライフスタイルにマッチしているかは疑問が大きいです。
また、ベルマークの点数については商品ごとに異なり、それを会社ごとに分け少しの風でも吹き飛ぶような小さなベルマークを広げ点数を集計する・・・
そうやって一生懸命集めても、例えば1点のものを1万枚集めても1万円にしかなりません。
児童数500名の学校であれば、例えば100円ずつ集めたとしても5万円になります。
どちらかというと時間をお金で買うという意識が浸透している現代であればそちらの方が効率的なような・・・
今後も継続してリサーチ、改善策を打ち出していきたいと思います。
ぜひPTAやベルマーク、学校教育に関することについて、ご意見をお聞かせいただけますと幸いです。
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