【もったいない】を
ビジネスチャンスに変える方法

自分では気付いていない【もったいない】ポイントを
ビジネスチャンスに変えるヒントとなる情報を発信するブログです

これからのビジネスにとても大事なPMEという概念

PMEという言葉、聴いたことありますか?

 

2050年の日本の未来を明るくする!
コレカラプロジェクトのchiecoです。

 

PMEとは

初めて聞いたという方も多いかと思いますが、

PMEというのは

Philosophy of  Moral Engagement

直訳すると

道徳的絆の哲学

 

言葉で言うととても難しい感じですが、ものすごくざっくり言うと

「いいことをしましょう」というような感じです。

 

道徳と倫理の違い

 

道徳教育の教科書で「伝統や文化の尊重、国や郷土を愛する態度を学ぶ」という観点からパン屋さんが和菓子屋さんに変更されたというニュースがありました。

全く本質をはき違えている騒動だと私は思っているのですが、そもそも道徳とは何なのでしょうか?

 

道徳とは・・・
ある社会で、人々がそれによって善悪・正邪を判断し、正しく行為するための規範の総体。法律と違い外的強制力としてではなく、個々人の内面的原理として働くものをいい、また宗教と異なって超越者との関係ではなく人間相互の関係を規定するもの。(大辞林より)

 

損得勘定ではなく、人として良い行いをしましょう、という事でしょうか。

 

一方、道徳と同じように行動の判断基準となるのが「倫理」

 

倫理とは・・・人として守り行うべき道。善悪・正邪の判断において普遍的な規準となるもの。

 

どちらも良い行いをしましょうという感じですが、決定的な違いは

 

道徳・・・したら良い事をすること

倫理・・・してはいけないことをしない事

 

たとえば、

元気に挨拶する、席を譲る、他人に優しくする→道徳
他人を傷つけない、他人を裏切らない→倫理

という感じです。

 

なので、倫理的に行動を律しながら道徳的な行いをしていくことが素晴らしい生き方という事になるかもしれません。

 

ビジネスと道徳の関係性

 

いちおう、このブログはビジネスブログ、とくにマーケティングをテーマとしているものなのですが、なぜ道徳やら倫理やらを述べているか。

 

ビジネス=商売なので、企業としては利益を求める必要があります。

 

しかし、たとえば詐欺とか人に対して良く無い行いをして利益を得た場合、どうなるでしょう。

 

一時的に利益は得るかもしれませんが、犯罪者として摘発されたり、運よく逃げ切ったとしても騙された人からの恨みというのはそれこそ末代まで影響するかもしれません。

 

ちなみに、
「徳」とは≪修養によって得た、自らを高め、他を感化する精神的能力≫

 

仏教の世界では、生きる事=修行ともいわれています。

 

輪廻転生を繰り返し、その中で徳を積み、悟りを開いたものがその輪廻転生から抜け出せる。

悪いことをして利益を得、他人から恨まれるという状況は、仏教的に言うと、いつまでも悟りを開くことが出来ず、苦しい輪廻転生を繰り返すという事になります。

 

マーケティングというのは売るためのテクニックで、良いものならば自然と広がっていくから本来は必要ない・言われることもあります。

 

確かにそれも一理あると思うのですが、特に現代社会においては情報が溢れすぎています。

 

自然と広がっていくというのが理想ではありますが、お客様から「もっと早く知りたかった」と言われたことはありませんか?

 

「もっと早く知りたかった」というのは、すでにその商品やサービスがあったにも関わらずお客様がその存在を知らなかった事により、知らなかった期間を損しているのです。

 

現代社会ではお客様も賢くなる必要がありますが、必要としている人に必要な情報を与えられていない。
それはビジネスマンとして怠慢とも言えるのではないでしょうか。

 

良い商品・サービスを提供しているからこそ、お客様にその情報をお伝えする必要があるのです。

 

ビジネスの発展によりお客様の未来が幸せになる

 

きれいごとのようですが、本来ビジネスとはこのように成り立つものです。

 

お客様の不満足を解消できる商品・サービス、お客様にとって良い未来を手に入れることが出来る商品・サービスだから販売をしているはずですよね。

 

もちろん欲していない人に販売するのは本末転倒ですが、私たちの普段の生活でも「こうだったらいいのにな」と思う事って少なくないと思うのです。

 

マーケティングはリーダーシップである

 

マーケティングで世界的に有名なジェイ・エイブラハム氏の言葉です。

私たちが商品・サービスによってお客様をより良い未来へと導くことが出来るのであれば、そこへ先導することによって多くの人たちを幸せにすることが出来ます。

 

そして、幸せを実感してくれたお客様からしたら、よりよい未来を提供してくれる私たちに信頼を置いてくれたり、身近な人に口コミなどでもっと知ってもらおうと努力をするでしょう。

 

もっと知ってもらうために、理念に共感できる会社同士がどんどんジョイントしていくと、お客様にとってもっと良い未来を創造できるかもしれません。

 

ビジネスが発展していく上では、お金というのは本当に大事です。
お金を儲けたいと思ってビジネスを始めていたってもちろんいいのです。

 

でも、何のためにそのビジネスをしているのか。

 

誰のため?
何のため?
ビジネスを発展させて何を成したい?
それは何のため?

 

お客様にとって

なぜあなたの商品を選ぶ必要があるのか?
あなたの商品によってどんな良い事があるのか?

 

いいものなんですー。買ってくださーい!
では物は売れません。

 

繰り返しになりますが、お客様に対して本当により良い未来を提供できる商品を持っていながら、それを知らせないのは不道徳なのです。

 

ありがとうの対価としてのお金

 

いい事をしたいならボランティアでもいいじゃないと思われるかもしれません。
そのような貢献精神というのも大事ですが、あくまでビジネスなのです。

 

事業の成長や拡大のためにはお金が必要不可欠です。

 

何のためにビジネスをしているのか

 

そこがぶれない、強い思いがあるのであれば、むしろ事業を拡大させていくことで救われる人が増えていく。
だから儲けていく必要がある。

 

しかし、お金は時に人を惑わせます。

 

良い事をしていたつもりだったのに、気づいたら利益優先になっていた。

月〆や決算などで目標としている数字を達成させることが目標になって、必要としてない人にも販売をしてしまった。

 

私自身、保険会社の時にこのジレンマがありました。

 

でも、やっぱりそんな気持ちで頂いた契約は長続きはしませんでした。

 

誰のため
何のため

 

人は自分の事になるとよく見えなかったり、見失ってしまったりしがちです。

初心に返って、常に自分に問いてみる事も必要です。

 

そして、利益はありがとうの対価でもある。

 

「いやいや、お礼なんていいですよ」といっても「気持ちだから!」とお礼を渡されたしたこと無いですか?

 

相手は嬉しかったんです。
貰ってほしいんです。
ありがとうの言葉以上のものをあなたにプレゼントしたいんです。

 

そんなプレゼントがたくさん貰えるというのが一番の理想形なのかもしれません。

 

改めて、PMEとは

 

随分長くなってしまいましたが、

PMEとは

 

お客様側からしたら

ずっと使い続けたい
人に教えたい
と思う企業であること

 

企業側からしたら

ずっと使い続けたい
人に教えたい
そんなお客様の気持ちを裏切らないために良い未来を提供し続ける

 

お互いがこのような結びつきでビジネスが成り立つとき。
それは、もうビジネスの枠を飛び越えてある意味同志と言えるのかもしれません。

 

お客様と企業が共存共栄し続ける、それが社会の本質なのかもしれません。

 

そのためにも、企業側にはぶれない信念が求められるのです。

 

このような信念の元、私自身もマーケティングを活かしたプロモーション・PRを仕事としていこうと決意しました。

 

これから、より多くの人がPMEで結ばれる事によって、より良い社会となっていけるように・・・

 

世の中にはいろんなもったいないポイントがあります。

もったいない を活用して、ビジネスチャンスを広げる。

 

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