保毛尾田保毛男騒動に思う事
久しぶりのブログ更新のcorecaraプロジェクトのchiecoです。
ついついFacebookの投稿ばかりだったのですが、今回はテーマ的にブログの方で投稿します。
保毛尾田 保毛男騒動に思う事
先日みなさんのおかげでした30周年記念特番で復活した懐かしのキャラ『
保毛尾田 保毛男』に関して、LGBT支援団体などが抗議したという報道がありました。
私の友人にもいわゆるゲイの人がいて、小さい頃保毛尾田 保毛男のせいでいじめられたりしたというトラウマを思い出させないで!という悲痛な叫びがありました。
ホモを揶揄しているキャラクターと言う事で抗議する。
すごくわかる、すごくわかるのだけど、こうも色んな事に気を遣わないといけない世の中って辛いよなぁ。というのが私の率直な感想です。
悲しむ人がいるのに、その声に耳を傾けず番組を制作するのは問題だと思うけど、
メディアがつまんなくなったのではなく、出来なくなった事が多いのでは?と。
特にテレビはスポンサーの顔色窺わないと儲けが出ないし、その為には見てくれる人を増やすような番組を作らないといけない。
ってことは、どんどんチャレンジしなきゃなんだけど、見てくれる人だけに届く状況じゃないから、見たくなかった人から苦情が入ったりする。
ある意味、テレビは高度成長期の作れば売れるというところをずっと引きずってるのかな。
見る側・エンドユーザーが求めてるものとのミスマッチ。
テレビがオワコンと言われるのは、テレビ番組を製作してる側が見る側・エンドユーザーを置いてけぼりにしちゃってるのが大きいとは思うけど、元を辿ると見る側が意見を言わないという事も問題かと。。
もっと辿ると、テレビ局が視聴者数という数という概念で見るのではなく、意思のある個人の視聴者として見てくれる人への愛があれば良かったという事かなと。
あちらを立てりゃこちらが立たぬ
今回の騒動は、黒人差別だという事でちびくろサンボが発禁になった事と似てるのかな、とも感じます。
見る人、感じる人によっては差別とも受け取るかもしれないけど、それを愛していた人もいたから再販されるようになった ちびくろサンボ。
先日飲み会でお会いした方が
【差別はしょうがない、区別こそが問題なんだ!】
ということを仰ってて、そうだなぁと感じました。
人との違いを認識し、理解し合おうととするのは大切だけれど、区別して「私とあなたは違う!!」と主張しあうのは迎合し合えないので未来は無い。
確かに、保毛尾田保毛男というキャラのせいでバカにされた子はトラウマがあると思う。
でも、その頃ってLGBTの概念が定着していなかったし、分からないから「自分と違う人」を攻撃したり揶揄していたんだと思う。
今はLGBTも一般的にもなってきたし、それを子どもたちがネタにしてからかってたりした時に、不快に感じたりからかう事をやめさせたい時は、きちんと大人が教えてあげればよいのでは?とも思うのです。
脈略無くなってきたのでまとめ。。
感じ方は人それぞれ
メディアをオワコンにしたのは製作側だけでなく視聴者側も責任がある
差別はしょうがないけど、区別はダメ
色んな情報に自分の意見を持つのが大事
善悪の判断付かない子どもに教えるのは大人の役目
今までマーケティングに関しての内容でブログをアップしていましたが、今後はもっと自由にブログを楽しんでいこうと思います!
(更新は不定期になると思いますが・・・)
今後ともよろしくお願いします!